FF16クリア後感想(※後半ネタバレ有り)

FF16をクリアしてあれこれ考えていたら二日が経過していた。発売日である6/22から一週間、空いている時間は全てFF16に費やし...とにかく先の展開が気になって気になって、毎日終わるタイミングがわからなくなるほど熱中してしまった。

 

結論から書くとFF16めちゃ素晴らしいゲーム体験でした!FF17はもちろんFFシリーズずっと続いて欲しいです!っていうのでこの話は終わりなんですが...9/7にアルティマニアが発売予定みたいなので、それを読んでまた違った見え方になるんだろうけど、クリア直後の個人的な感想もとりあえず整理しておきたいな〜と思ってひさびさに記事を書くことにした!

 

〈素晴らしかった点〉

①映像表現、グラフィック、ロードの短さ、音楽

自分が最新のゲームを全然プレイできていないからかもしれないが、映像があまりにも綺麗でなめらかでリアルで、体験版の時点で感動と興奮がやばかった。ずっとプレイしてて慣れてきているところもあるけど、これに慣れてしまったら今後が怖いなって思うくらい素晴らしかった。それに加えてロードが全然ないから没入感が尋常じゃない。とにかく最新のゲーム機で最高の映像体験をすることの価値がデカ過ぎるので、これ以外の要素は正直どうでも良いんじゃないっていうレベルだった。FF8、10、13、15の時もこれ以上あんの?ってくらいだったけど、数年後にまた超えてくるのかな〜 いや〜、想像できないな〜

 

②ハルポクラテスの備忘録、ヴィヴィアンレポート、サイドクエス

ゲームやるのと同じくらい攻略本や設定本読むのが好きなので、ゲーム内のシステムとして綺麗にまとめてくれるの最高だった。サイドクエストも序盤から世界の空気感を知るきっかけになるようなものを仕込んであったし、クライヴが他者と交流して信用と信頼をちゃんと積み上げてるのがストーリーとして意味がある感じだったから、意味の無いお使い感は少なくて良かった。特に終盤のクエストはメインレベルのが多くて、こういうの見たかった!ってやつばかりだった。(ムービーあるやつにびっくりしたが、あれ本当はメインに入れる予定だったのをサイドに回したのかな?その辺りの事情が知りたい)総じてヴァリスゼアという世界を知る手段が多くてめちゃくちゃ嬉しかった。

 

③エンディング ※以下ネタバレ有り

 

 

解釈の幅があるあの感じが個人的には大好き!!初見では、ハルポクラテスやジルのサイドクエストとかを踏まえて

「クライヴは生存。タイミングはわからないが、ジルがクライヴを探し出すことができた。世界の再建にある程度尽力した後?にクライヴとジルは旅に出た。旅の記録をつけながら、クリスタルを巡る戦いの物語を執筆しジョシュアの名前を使うーーーそれから長い年月が過ぎて、クライヴとジルの子孫?生まれ変わり?はたまた全くの他人かはわからないけれど、人が人として生きられる世界になった」

みたいな解釈だったんだけど、クリア後にいろんな人の感想見てたら違う人もたくさんいておもしろ〜ってなった。公式が明言しない限り、明らかな誤読の人以外はそれが真実でしょう!

 

〈ちょっと気になったとこ〉

①メインストーリー

青年期ラストまでそれはそれはワクワクしながら進めていたんだけど...クリスタルを破壊する根拠の薄さ、破壊を決意するまでの心理描写、破壊することに対する仲間の理解度?、破壊するにつれての庶民のリアクション?がどれもなんだかしっくりこなかった。(自分の見逃し、解釈が良くない可能性もあるから有識者の方々とこの辺りを重点的に話してみたいところ。)

これが根底にあったがために、シーンごとに良いところがあってもいまいち全力でクライヴ達と一体感が出ず、ちょっと引いた視点で見てしまったところがある...ブラックソーン関連のサブクエのラスト、ふいごの普及の話になった時にコレコレ!こういう話を僕はもっと聞きたかったのよってなった。

黒の一帯が刻一刻と広がっているからとにかく時間がない、ロザリア公国を再興して国際的な発言力を持った上で全世界の人々にクリスタル破壊の正当性を理解してもらう...なんて正攻法は現実的には不可能だってそりゃわかるんだけど、なんか他にないのかなってのを考え続けていて。でも大罪人の汚名を被ってでも今後の世界全体のことを考えてテロみたいなことをやるしかないのか...うーん...みたいなモヤモヤがあって。正攻法じゃなきゃいけないって話じゃなくて、そうすると人とアルテマどっちが生き残る??みたいな最終決戦の時の正当性?に影響してくる感じがして。人が生き残るに値するのかってとこに乗り切れない感じがあるのよな...いや、これは僕個人の人生観とかに問題があるからこの辺りでやめとこ。

肝心のメインストーリーで個人的に引っかかるとこれがこれ以外にも結構あって、サイドクエストが素晴らしかっただけになんかすごく勿体無いなって気持ちになってしまう。ただ、これは映像が綺麗になり過ぎた弊害なのかなっていう推測もしていて。FC〜SFCのドット絵だとそこまで気にならなかったとこが、PSあたりから少しずつ気になりはじめてきているような...ただ、FF10FF14に関してはそうでもないから、言語化できない個人的な感覚というか相性なんだろうな。

 

召喚獣バトル、QTE

これはもうほんと個人的な好みで、ムービー観てるだけのほうが嬉しいなってそれだけ!!途中でHP高いな...ってむしろ醒めてしまったり、トドメのとこでQTEきてなんかスッキリしなかったなっていう。好きな人の方が多そうなのもわかるので、本当に個人的なお気持ち。

 

 

もっと簡潔に書く予定がダラダラしてきてしまったのでそろそろ終わりにしよう。

とりあえずリヴァイアサンの件と外大陸についてはもっと教えてください!アルティマニア期待してます!有料DLCでたら必ず買います!以上