風来のシレン6~とぐろ島の神髄中層を抜けるために~

◎はじめに

風来のシレン6の発売から約1か月が経ち、シリーズ初見の方もとぐろ島の神髄に挑戦されているのを楽しく(ニヤニヤしながら)見ている今日この頃。攻略に悩んでいる方に対して、少しでも何かお手伝いできることはないかなと~考えています。

 

まず、不思議のダンジョンシリーズは様々な「テクニック」を何度も倒れながら少しずつ蓄積していくことで、着実にクリアに近づいていくゲーム性だと考えているので、調べることが好きで得意な方に向いているゲームだと思います。

ただ、「テクニック」と一口に言っても

 

①「アイテム・経験値稼ぎ」に関するもの

→ニギライズや矢稼ぎ、洞窟マムル・チドロ・トド狩り等

②「識別」に関するもの

→お店の値段、アイテム使用時の効果によって未識別アイテムを特定する

③「合成」に関するもの

→マゼルン合成時に安全かつアイテム消費を少なくする方法、印の優先度

④「仕様・ルール」に関するもの

→モンスター、アイテム、罠等がどういうルールで機能しているのか

 

パッと思いつくだけでもこれくらい別系統ものがあるかと思います。

なので、系統別に細かいテクニックを詳しく説明しようかな?とも考えたのですが...

今の時代は非常に便利なので、既にSNSや各攻略サイトで具体的なやり方を動画付きで紹介されていたりするので、そちらを参考にした方がわかりやすいです!

 

というわけで、前置きが長くなりましたが今回の記事で書くのはとぐろ島の神髄中層を抜けてクリアするための全体構想についてです。

「救助に頼らず、なるべく自分の力で攻略したいけれど、中層で行き詰っている」というような方をメインに想定して書いてみました。

死んだら1Fからすぐやり直すを繰り返して、身体で覚えていくことは風来のシレンの醍醐味であってとても楽しいですが、ダンジョンに潜る前の段階で

低層、中層、深層と大きく分けて3つ、さらに数階ごとの特徴を把握することで、中層を抜けるための別の力がつくのではないかと考えています。

 

◎低層、中層、深層ごとに意識すること

【低層】全フロアを巡回しアイテムを拾い、稼ぎ、識別する。

・合成フロアに向けて武器・盾・異種合成印用アイテムを優先して拾う。

 また、マゼルン合成を安全に行うためのアイテムも優先する。

・中層に辿り着かなそうな引きの場合、最初からやり直すのも全然有り!

 自分がやる気がでる引きの時だけニギライズや矢稼ぎをする等、

 モチベが下がらないようなプレイスタイルを確立するのも意外と大事。

 

【中層】武器・盾合成、腕輪の準備をして99Fまで通用するような装備にする。

・合成を早くすればするほど殴り合いが楽になり、所持数に余裕ができる。

 殴り合いが楽になると道具の消費量が減り、倒すモンスター数も増えるため

 レベルが上がる、ドロップアイテムが地味に増える...という良いループに入る。

・装備の合成がある程度進んだら、腕輪の識別も優先的に行う。

 透視・壁抜けといった低層~深層で強いものはもちろん、特定のフロアで無いと困る

 「〇〇よけ」系統も大事にする。

・モンスターテーブルを見て、即降りを検討した方が良い階層があるか考える。

 

【深層】基本的に階段を探して即降り。特にラスト20Fくらいは出し惜しみしない。

・アイテムを探して全フロアを巡回する必要はない。

・視界に入った全モンスターを倒そうとしない。

・中層までの戦略が上手くいかなかった場合、細かい戦術的テクニックでは覆せない。

 

これらを踏まえて、とぐろ島の神髄のモンスターテーブルを見ていきましょう。

個人的にはゲーム設計者の意図を妄想しながら考えると楽しいと思ってます。

例えば「にぎり見習い」は低層の2F~4Fまで登場しますが、

「ここまでもしいらないアイテムがあれば、4Fまでにニギライズしとてね~」

というメッセージに見えてきませんか?

同様に4F~6Fのカラクロイドは

「弱い盾の時にストッパーになるけど、良い盾引けてたら毒矢稼ぎもできるよ~」

10F~12Fのボウヤー・クロスボウヤーは

「マゼルン待ってる間、もし暇なら矢稼ぎもできるよ~」

13F~のマスターチキンは

「10F~12Fで良い合成できた?できてたら経験値たくさんあげるね~」

 

……どうでしょう、段々声が聞こえるようになってきましたか??

今作ではゲーム内に「探検録」という機能が実装されたことで、

自分が到達したことがある階層までは簡単に振り返ることができます。

これを続けていけば、「この階層は危ないから即降りしてね~」とか

「この階層くるまでに〇〇よけ準備しておいてね~」とか

自分自身で気づくことができるようになると思うのでおすすめです。

 

◎最後に

初めてのクリアの達成感を味わうためには自力でクリアした!というのが

最高の喜びになると考えているので、あくまで詰まっている方の助力になれば

という内容に抑えています。ただし、もっと具体的な疑問点があれば、

Xにハッシュタグをつけて投稿したりすると、優しいプレイヤーさん達が

丁寧に回答してくださると思います!私宛に直接メッセージを頂いても

できる限り丁寧に回答したいと思いますので、お気軽にご相談ください。

 

 

※以下おまけ 

先日、友人のプレイを見ていて考えてたこともついでに書いておきます。

 

①HPの管理について

シレン6のHP回復量は過去作と比較すると早めですが

・Lv  1~  Lv9:1ターンにつき1回復

・Lv10~Lv19:1ターンにつき2回復

・Lv20~Lv99:1ターンにつき3回復

と区切りがあることを知っているかどうかは知識として地味に大きい。

具体的に言うと10Fの合成ゾーンに至るまでにLv10になっているか

13F以降のマスターチキンと殴り合う時に、Lv20になっているか

経験値稼ぎや、しあわせ草・天使の種を飲む際等に意識するのがおすすめ。

 

②確定数について

「力が11で武器の強さが22の時、マスターチキンに与えるダメージは〇〇」

といった緻密な計算は本当に極めてる方はできるかもしれないけど、

一般的なプレイヤーが覚えるには優先度が低い数字になる。

かといって、何も気にせずに殴りあって「武器が弱かった」とか「〇〇が強かった」

と漠然とした言葉で済ましておくと、同じような場面でまた死んでしまう。

 

そこで、指標としておすすめなのは

「何回通常攻撃を当てたら必ず倒せるのか」というもの。

さっきの例で言うと

「マスターチキンを2回攻撃すると必ず倒せる」

「鉄の矢を1回+通常攻撃1回で必ず倒せる」

というように具体的な行動レベルで把握できていれば、

安全に戦うことができてアイテムの使用量を減らすことができる。

 

試しに一度カウントしてみて欲しいけど、序盤のほとんどが

・相手を通常攻撃2回で確実に倒せる(以下2確)

・相手を通常攻撃3回で確実に倒せる(以下3確)

このどちらかの状態で殴り合っているはず。

 

そして、この2確か3確かというところは大差ないように見えて

被ダメージの方に大きな影響が出てくる。

2確の場合は(与→被→与)と被ダメージの機会は1回だけど、

3格の場合は(与→被→与→被→与)と機会が2回と倍増する。

さらにダメージだけでなく、嫌な特技もくらいやすいわけで。

(もちろん順調に合成や強化が進んでいれば矢+1確であったり、

特攻印や会心が合わさると通常攻撃1確になるので、

そこまで強化できていないタイミングで特に意識する指標)

 

これが意識できていると、武器と盾の強化どちらを優先するタイミングなのか、

中層以降で殴り合うべき相手かどうかの判断がしやすくなるはず。

 

以上です!